生ゴミ処理機 電気代が気になる?

生ゴミ処理機を購入しようとして、ふと「ちょっと待って。電気代って月々いくらくらいかかるの?」と思った人、きっといると思います。

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そう、生ゴミ処理機って、購入時にお金がかかるだけじゃなくて、ランニングコストもかかるんです。

その中でも今回は特に電気代にスポットを当ててみました。

生ゴミ処理機の電気代って「バイオ式」でもかかる?

「乾燥式」の場合、温風あるいは風を当てることで生ゴミが腐敗する前にカサカサに乾かすというシステム。なので、もちろん温風を作り出したり送風したりするのに電気代がかかります。

じゃあ、「バイオ式なら微生物の力で分解するので電気代はかからない?」と思ったあなた。

半分正解です。

残り半分は、バイオ式でも中身の撹拌(混ぜること)が自動的に行われるタイプは電気を使います。他方で、電機を使わず外部にハンドルが付いていて手動式で撹拌する場合は電気代がかかりません。

なので電気代をかけたくないという場合は、日々ハンドルを回して混ぜる手間はかかりますが手動式がおすすめ。

生ゴミ処理機の電気代って「乾燥式」だとどれくらい?

温風乾燥式の生ごみ処理機の電気代の参考にするため、人気の機種を比較してみました。

特徴 最大処理容量 消費電力 処理時間
パナソニック リサイクラーMS-N53XD 大容量 約2kg(6L)/回 800W 約1時間40分(400g)
~約5時間40分(2kg)
loofen(ルーフェン)SLW01 コンパクト
ゴミの仕分けなし・追加投入可
約1kg(5L)/回 10W:送風モード使用時
50〜130W:通常運転時
約1時間~8時間
島産業 パリパリキューブライト
アルファ PCL-33
コンパクト 約700g(2L)/回 150W 約9時間(700g)
島産業 パリパリキュー PPC-11 ややコンパクト 約1kg(2.8L)/回 300W 約7時間30分(500g)
~約10時間40分(1kg)
モダニティ Foodcycler FC-30 ややコンパクト 約2L/回 500W 3~6時間

上の表で生ごみ処理機の電気代を明記していないのには、理由があります。

実は、同じ乾燥式でもいろいろ条件で電気代が変わるため一概には生ごみ処理機の電気代って比較がしにくいんです。

例えば、こんな要素で変わります。
「容量が何リットルか」、それに「乾燥にどれくらい時間をかけるか」など。

それに加えて、使用者さんの使い方でも電気代は変わります。「同じ容量でもどれくらい生ゴミを入れるか」「使用頻度」など。

ざっくりと言えば、大容量だと電気代はかかりますが、あまり生ゴミが出ないご家庭で使用頻度も少ないとなれば電気代も比較的少なくてすみます。また、同じくらいの容量でも節電タイプだと電気代が少なめ。

ただ、ご家庭で出る生ゴミの量に対して容量が小さすぎると入り切らずに、複数回稼働することになって稼働時間が増え電気代もかかります(途中で追加できるタイプを除く)。

 

なので、どんな使い方があなたにとって便利なのか、生ゴミ処理機の機能とコスト(今回の場合は電気代)の相談ということになります。

 

なお、生ゴミ処理機の電気代を節約したいなら、生ゴミとして処理しないくていいものはそもそも入れない、何でもかんでも入れないようにして処理する量を減らすように工夫するというのも電気代を減らす方法です。

生ゴミ処理機の電気代、最近は「タイマー式」や「節電タイプ」も

ところで、電気代を安く抑えるという観点から機能に注目してみると。

最近では何時間かしたら自動的にOFFになる「タイマー式」や、「節電タイプで温度の自動調整機能がある」タイプなども登場しています。留守の間に稼働させて、でも帰宅するまで稼働させっぱなしにしたくない人にはおすすめの機能です。

生ゴミ処理機の電気代 ⚫まとめ⚫

生ゴミ処理機の電気代は、機種や使い方によっても変わります。
あなたにとって使いやすい機能の付いた機種を選んで、生ゴミ処理機の電気代というランニングコストを抑えつつ、快適で便利に生ゴミ処理機を使いましょう。

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